プロフィール

プロフィール:サントゥール奏者として

大阪音楽大学在学中にイランのサントゥールと出会い、学部在籍中に半年以上に亘りイランに滞在し、サイード・サーベット師にサントゥールを師事。卒業後、95~98年に亘りイラン国立芸術大学などに留学し、ファラーマルズ・パーイヴァル師にサントゥールを師事。1998年第1回イラン学生音楽コンクールサントゥール独奏部門奨励賞受賞。帰国後は浜松市楽器博物館大阪国際交流センター・アジア図書館・和泉市久保惣美術館などで、様々な演奏会・レクチャーコンサートに出演。

2014年以降は年2回ほどのペースでイランを訪れ、アルダヴァーン・カームカール、スィヤーバシュ・カームカールなどの各師にサントゥールを師事。またサントゥール演奏の表現力強化のため、トンバク・セタール・アーヴァーズ(声楽)・キャマンチェなど、他の楽器のレッスンも定期的に受講している。2015年より、アレクサンダーテクニークを演奏に取り入れるべく、教師養成コースに在籍。最近の主な演奏実績に

・「イラン音楽の楽しみ-伝統打弦楽器サントゥールを例に」国立民族学博物館 第5セミナー室2019/4

・「中東と日本をつなぐ音の道(サウンドロード)―音楽から地球社会の共生を考える」東大寺金鐘ホール2019/3

・在イラン日本大使館主催「谷正人神戸大学准教授サントゥール演奏・講演会」2018/09

・「イラン文化との交流の歩みーイラン・イスラーム革命40周年記念シンポジウム」龍谷大学深草キャンパス 顕真館 2018/6 

民音音楽博物館文化講演会「小泉文夫とペルシア音楽」関西国際センター6Fコスモホール2018/03

・「シルクロードの文化と建築」日本工業倶楽部会2017/10

・「中東の詩と音楽の夕べ-クルドの詩人をお迎えして-」聖心女子大学4号館2017/09

・「ペルシアの千一夜音語Vol.4」代々木上原ハコギャラリー2017/02

などがある。

 

プロフィール:研究者として  

大阪音楽大学およびイラン国立芸術大学サントゥール)卒業。京都市立芸術大学大学院修士課程及び大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了(音楽学)。現在、神戸大学大学院人間発達環境学研究科人間発達専攻表現系講座 准教授としてエスノミュージコロジー民族音楽演奏演習(サントゥール)などの授業を担当。著書に『イラン音楽―声の文化と即興―』(青土社2007年、第25回田邉尚雄賞受賞)など。最近の論文に、

・「打弦楽器をめぐる試行錯誤――インド・イランのサントゥール」季刊 民族学 , 116号 , 43-50 2018/10

・「伝統文化における学びのプロセス:イランを事例に」神戸大学大学院人間発達環境学研究科紀要 11 , 2 , 75-79 2018/03

・「指で感じ理解すること ―楽器間で異なる身体感覚の研究にむけて―」イラン研究 , 13 , 136-149 2017/03

・「サントゥール演奏の新しい身体性――「楽器盤面の地政学」へ向けて」西尾哲夫/水野信男編『中東世界の音楽文化 うまれかわる伝統』, 98-115 2016/09

・「音組織(音階)」「聴こえるものと見えるもの」徳丸吉彦 監修/増野亜子 編『民族音楽学12の視点』 , 36-49 2016/03   など。

 

谷正人に関する様々なリンクはこちら。

http://kuid.ofc.kobe-u.ac.jp/InfoSearch/html/researcher/researcher_UhPiXXXdeuXO-IBQ3mbe3w_ja.html?backtoResultPath=PositionView.do

https://researchmap.jp/tanimasato

https://www.youtube.com/channel/UCUAZWbbpQkBbcHFFenm2NAw?view_as=subscriber

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